サポーターの皆さま
この度は、私のプロジェクト、「スポーツ指導の現場でなぜ暴力は起きるのか?」を応援いただき、誠にありがとうございます。
2019年、早くも折り返しを過ぎました。私のクラウドファンディングへの挑戦も、いよいよ大詰めになって参りました。7月26日(金)が最終日です。
博士論文(2017年、広島大学)までの私の研究は、歴史社会学的考察や、社会哲学という立場を自覚しながら、スポーツにおける体罰・暴力の発生と温存のメカニズムの解明してきました。体罰・暴力に係る歴史的背景・文化的背景、そして、人間存在と暴力の根源的な関係という哲学的な難題に向き合い、抱え、そして現在に至ります。これまでの研究で、暴力をめぐるスポーツの問題性と全体像は見えてきました。
しかし一方で、個別の具体的な状況については、文献の解釈では絶対に見えてきません。そこに、本プロジェクトの重要性があります。個別の状況にコミットしていくことで、教員や指導者本人ですら気づいていない、また、スポーツ指導の本質にも関わっているような、暴力が温存される「現場内的論理」の解明が目的です。
その後、積極的にスポーツ指導の方向性を提示していくために、バレーボール指導の或る優秀な指導者への聞き取り・インタビューを考えています。体育学では、個人競技種目における指導者の言葉かけや、それを可能にする指導者の状況把握などの研究はままありますが、集団種目についてはあまり見られません。難しいからです。何がどうなっているのかわからないという場面が、展開の速い集団スポーツにはあります。その部分の研究が進まなければ、優秀な指導者の振る舞いは秘化されたままとなり、学ぶべき対象として立ち上がってきません。バレーボールの指導者へのインタビューには、そんな理由もあります。
残り日数が少なくなってきましたが、周りの方々にクラウドファンディングのことをお伝えいただけますと嬉しく思います。
ついつい長くなってしまいました。失礼しました。
いずれにせよ、最後まで頑張りたいと思いますので、残り16日で目標金額に達成できるように、どうか皆様のお力添えをいただきたく存じます。再度、ご支援、ならびに、拡散と周知に、さらなるご協力をいただきますようお願い申し上げます。
ご多用中、お手数おかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。必ず、これからの日本のスポーツスポーツ指導の暴力的な風土を変容させていくための研究になります。
いつもお世話になっております。
13名様からのご支援を受け、現在、達成率19%です!感謝です!ご支援が増えるたびに、身が引きまる思いです。これからも頑張ります。
さて、進捗ですが、リターンにもなっている本の執筆、僕の遅筆と出版社の都合等いろいろとあり、予定よりも出版が遅れることになりそうです。みなさまのお手元に届くののも、それに伴い、遅れてしまわざるをえない状況です。誠に申し訳ありません。時間をかける分、いい本にしますので、何卒ご了承ください。
8月と9月には、指導者講習の講義を担当したり、学会(https://ipe.hc.keio.ac.jp/jspe70/)で講演をする予定などあります。このクラウドファンディングの成功如何にかかわらず、ご支援をいただいたみなさまとお会いして、食事をしながらいろいろなお話をする場がもてたらいいなぁ、などど、日々の忙しさに埋もれてしまわぬよう、楽しい妄想を繰り広げております。
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研究報告レポート(PDF版)
17
人
が支援しています。
(数量制限なし)
学会発表資料にお名前掲載 他
8
人
が支援しています。
(数量制限なし)
サイエンスカフェ参加権 他
2
人
が支援しています。
(数量制限なし)
サイン入り著書 他
2
人
が支援しています。
(数量制限なし)
論文謝辞にお名前掲載 他
0
人
が支援しています。
(数量制限なし)
出張講演 他
0
人
が支援しています。
(数量制限なし)