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博士の民間就職を促すための調査をしたい!

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奥田将己
政策基礎研究所、パートナー
支援総額: 225,816 円
目標金額: 800,000 円
達成率
28 %
サポーター
20
残り時間
終了
募集期間は終了しました
挑戦者の自己紹介

奥田将己

はじめまして、(株)政策基礎研究所の奥田将己と申します。
私は総合研究大学院大学で博士号(学術)を取得後、3年間のポスドク生活を経て民間企業のシンクタンクである現在の会社に入社致しました。政策の意思決定に係るデータを扱う活動に興味を持ったことが、以前と異なる分野・業種への転職のきっかけとなりました。現在は、パートナーとして会社の意思決定に関与しながらも従業員としての立ち位置でも勤務を行っており、雇用者と被雇用者の両方の視点から日々の業務に取り組んでおります。

博士の民間企業就職

近年行われている調査によれば、博士課程進学時に民間企業を就職候補先として意識しているのはアンケート回答者のうち約半数に留まっている状況にあります。そういった現状を鑑みると、より民間企業を就職先候補と考える機会を増やすことで、今後の日本の博士の活躍の幅を広げていく余地のあることが見込まれます。

一口に博士といっても分野や職種によって民間企業での活躍状況は様々で、情報系など学術研究が近年のビジネスに直結させやすい分野においては、研究活動の延長での起業や、知的労働への適正が評価されての民間企業への就職例が見受けられます。一方で、実務経験の重要視される大部分の分野においては、年齢を重ねることで就職が厳しくなるというのが現状と考えられます。

博士と民間企業マッチングの落とし穴

民間企業は博士に対して、専門性と同程度かそれ以上に一般的スキルも求めていると考えられますが、この視点を博士や教育機関は軽視してきたのではないでしょうか。本調査はこれを検証すると同時に、どのような一般的スキルが必要かを明確化するものです。博士課程では、文章読解能力、外国語習得能力、論理構成能力、プレゼン能力など一般的なスキルとして役立つ能力を身に付ける機会もあります。しかし企業側から何を期待されているかを把握できていないと、採用面接等の段階で専門以外のポテンシャルが十分アピールできないがために、企業側にミスマッチのイメージを与えてしまうことがあります。 また企業側においても、「民間未経験の博士を受け入れる組織体制・賃金体系がない」といった理由で採用を躊躇するケースがあり、博士採用の本質的なメリット・デメリットを考慮した上での判断でない場合もあり、それらの躊躇の実態を捉えることも必要と考えられます。

インターネットアンケートを用いた過去の調査実績

1. 平成25年度農業農村整備事業に係る事業効果の受益割合に関する調査分析業務(農林水産省、2013)
2. 平成25年度農業・農村の様々な役割に関する理解増進方策検討調査業務(農林水産省、2013)
3. 生活援助サービスの民営化に向けた事業性分析及び利用者の支払意志額の推定に関する調査(厚生労働省、2012)
4. 平成23年度アジア産業育成基盤強化事業(ミャンマーにおける産業人材育成ネットワークの形成に係る可能性調査)(経済産業省、2011)
5. 離島地域の効果発現に係るCVM全国調査補助他業務(財団法人、2013)
6. 「社会保障に対する需要」に関する全国インターネット調査(財団法人、2011)

研究費サポートのお願い

そこで今回、皆さまからのご支援をいただくことで、民間企業の管理職にあたる方々を対象としたネットアンケートを行い、博士の就職を博士自身にとっても企業にとっても良い形で行えるよう、企業側が博士に求める一般的なスキルや、実際に博士を採用している企業に発生しているメリット・デメリットの把握を試み、民間企業に就職を希望する博士にとって参考となる情報の提供を、サポート頂いた方に行っていきたいと考えております。
参考資料
・我が国の博士課程修了者の就職意識・活動に関する調査研究
・企業における博士課程修了者の状況

研究計画

時期 計画
2014年 10月~12月上旬 プロジェクト実施
  • クラウドファンディングに挑戦します!ご支援よろしくお願いします。
2014年 12月中旬 調査開始
  • スクリーニング設問をお伝えした上で、ネットアンケートの項目提案受付(締め切りは項目提案ご連絡の約2週間後)を行います。
  • ネットアンケートの項目を調整した上で、モニター会社に画面作成と実査を依頼します。
  • 回収されたデータの取りまとめ、分析を行います。
2015年 1月〜2月 支援者への結果の公表
  • 概要報告と座談会に用いる結果資料の作成を行います。
  • 2015年1月24日(土)16:00より開催予定の座談会にて、一部状況報告を行います。※開始時間は多少前後する可能性があります。
  • 調査レポートの作成を行います。
  • 完成次第、対象者に配布します。

リターンの説明

リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
550 円 (税込)
注目のリターン : アンケート結果の要約付きお礼メール

アンケートの回収後に、ご報告させて頂きます。

リターン内容

アンケート結果の要約付きお礼メール

0人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

1,980 円 (税込)
注目のリターン : 調査レポート(電子版)

アンケートの集計・分析結果の詳細を基に、博士号取得者や博士後期課程の大学院生が就職先を検討する際に、受け入れられる会社の特徴や選考の際のアピールポイントについての考察をお伝えすることで、就職活動をサポートします。

リターン内容

調査レポート(電子版)

8人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

8,800 円 (税込)
注目のリターン : アンケート項目の提案受付(原則1項目)

アンケート対象者の属性を詳しくお伝えした上で、希望される設問内容を取り入れさせて頂きます(他の設問と統一性を保つため、表現は変えさせて頂く場合がございます)。 [アンケート対象予定者] 現在の部署で採用判断に関わったことのある方で、 ・博士のいる部署(もしくは組織)の人:100名(予定) ・博士のいない部署(もしくは組織)の人:300名(予定) [アンケート予定内容] 博士の選考時に重視する能力と博士を受け入れやすい部署の特性についてそれぞれ10から20項目程度。提案受け付け対象者がいる場合にはその分項目数が増加(提案が重複してしまう場合を除く)。

リターン内容

調査レポート(電子版) / レポートの謝辞に氏名掲載 / アンケート項目の提案受付(原則1項目)

5人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

22,000 円 (税込)
注目のリターン : 座談会ご招待(懇親会付)

博士起業家も交えて、支援者同士の交流会の場を提供します。アンケート結果や文献レビュー結果を基に、民間就職に役立つ議論を交わしましょう!

リターン内容

調査レポート(電子版) / レポートの謝辞に氏名掲載 / 座談会ご招待(懇親会付) / アンケート項目の提案受付(2項目まで) / 文献レビューレポート(電子版)

7人のサポーターが支援しています (限定 30 個)

このプロジェクトは、 2014年10月17日(金) 03時00分 から 2014年12月16日(火) 03時00分 までの間に目標金額800,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。
お支払について
お支払にはクレジットカード(VISA, Mastercard)、銀行振込、コンビニ決済、Pay-easy、PayPalをご利用頂けます。
追加支援について
リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
セキュリティについて

当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。

550 円(税込)

アンケート結果の要約付きお礼メール

0 人 が支援しています。
(数量制限なし)

1,980 円(税込)

調査レポート(電子版)

8 人 が支援しています。
(数量制限なし)

8,800 円(税込)

アンケート項目の提案受付(原則1項目)

5 人 が支援しています。
(数量制限なし)

22,000 円(税込)

座談会ご招待(懇親会付)

7 人 が支援しています。
(限定 30 個)

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