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北大博物館に100万分の1スケールの地球断面図を作りたい!

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SUCCESS
山本順司
北海道大学、准教授
支援総額: 1,445,680 円
目標金額: 800,000 円
達成率
180 %
サポーター
121
残り時間
終了
募集期間は終了しました

目標金額を達成しました!

皆さまのご支援により目標としていた金額に達することができました! 支援してくださった方、宣伝してくださった方、温かく見守ってくださった方、本当にありがとうございました。



展示パネルの新設に向けお力をいただけましたので、早速、展示パネルの制作を開始します。展示室のオープンは今年2017年8月4日(金)午前10時を予定しています。ですが、公開前特別入館券のリターンをお求めいただいた方のために展示パネルはもちろん、展示室自体も急ピッチで整備します。皆さまのご期待に添える出来栄えになるよう全力を尽くしますので楽しみになさってください。



1点お願いがございます。第2段の目標として設定していた「4.6mの地球史カレンダー」の設置にもお力添えいただけましたら幸いです。このパネルを「6.4mの地球断面図」と一緒に眺めることができれば、空間スケールの3次元と時間スケールの1次元が組み合わさり、地球を4次元的に観ることができるようになります。当プロジェクトの期限まで1ヶ月を切った状況で無理を申しますが、引き続きお力添えをいただけましたらありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。



繰り返しになりますが、皆さまのお気持ちに心より御礼申し上げます。

academist スタッフからの一言
6.4mの巨大展示パネルで地球の大きさを体感

周藤瞳美

地球の半径はおよそ6400km。100万分の1スケールの地球断面図を作り、そのなかに富士山を描くとすると、その高さはわずか3.8mm、飛行機の巡航高度は1cm、大気圏の最高高度でも50cmにしかなりません。北大博物館・山本順司准教授は、こうした言葉では伝えにくい地球のスケール感を伝えるため、体感型の展示活動や教材開発を進められています。academist初の博物館プロジェクトに、ぜひご期待ください!

地球を感じる展示室を作りたい!

私たちの生活に地球内部は無関係な存在でしょうか? いいえ。たとえば、私たちが常に吸っているこの空気は地球内部から流れ出てきたもので、現在も火山噴火を通して大気成分は変わり続けています。また、地球の温暖な気候を支えているのは太陽だけではなく、地熱も重要なはたらきをし続けてきました。しかし、こういった地球内部の潜在的な影響力は私たちの生活環境や時間スケールのなかでは見落とされがちです。真に「持続発展可能な社会」を考えるためには、地球規模の空間・時間スケールで環境を見つめる機会が必要ではないでしょうか。

そこで私は、環境の時空間スケールを感じられる「地球展示室」を北海道大学総合博物館(北大博物館)に新設しようと思い立ちました。北大博物館は1999年に設立された若い博物館ですが、大学にある博物館としては日本で一番多くの来館者をお迎えしています。つまり、社会にとって一番身近な学術の場であるといえます。このような場所に、地球の見方がガラッと変わるような展示室を作ってみたいと考えています。

半径6.4m! 100万分の1スケールの地球断面図

地球の半径はおよそ6400kmです。この地球の大きさを体感できるよう、100万分の1スケール(半径6.4m)の地球断面図を作ります。この断面図のなかに富士山を描くとすると、その高さはわずか3.8mmにしかなりません。飛行機の巡航高度(10km)は1cm。大気圏の最高高度(500km)でも50cmにしかなりません。

近年、天気予報や火山噴火予知の精度が格段に向上し、天然の現象はある程度理解できてきたかのような錯覚に陥ることがあります。しかし、地球内部にはまだまだ多くの謎が存在し、地震や火山噴火などを通して地球表層の環境を常に変化させ続けています。それゆえ、数百年以上の時間スケールで私たちの未来を考えるには、地球内部のより精確な理解が重要になってきます。そこで有用になるのがこの断面図です。これを眺めれば、私たちの環境がどのくらいの大きさなのか、また、どのようなバランスの上に成り立っているのか、即座に感じることができると思います。

博物館の3つの使命とは

博物館には3つの使命があります。展示・収蔵・研究です。展示部分が特に目立ちますが、そのバックヤードでは、標本を用いたさまざまな研究が日夜展開されています。特に大学博物館では、大学内で得られた成果を受発信するとともに、次々と生まれ続ける膨大な成果物のなかから後世に託すべき資料を精選し、分類・保管する作業を続けています。

世界に開かれた博物館にしたい

私が担当している鉱物や岩石の標本だけでも当館には約40万個収蔵しており、世界中の研究者に対し、いつでも提供できるよう環境整備に努めています。この度の展示室新設においては、この膨大なコレクションのなかから、これまで展示されたことがない貴重な鉱物や岩石を一挙に公開したいと思います。

研究費サポートのお願い

私が所属する北大博物館は1929年に竣工した旧理学部1号館を利用しています。そのため、2014年から始まった耐震改修工事の余波を受け、これまで展示していた鉱物・岩石標本展示室が解体されてしまいました。大変大きな痛手ですが、私は、これを半世紀に一度のチャンスととらえ、空っぽになってしまった展示室を一から作り直そうと励んでいます。

現在は展示用の照明すらありませんが、展示室の整備に向け、40万点におよぶ膨大な収蔵鉱物や岩石のなかから展示に適した標本を選び出す作業をボランティアさんのお力添えを得て進めています。この鉱物や岩石を「6.4mの地球断面図」とともに展示できれば、それらの標本が持つ時代背景や生成環境をより的確に感じていただけると考えています。

クラウドファンディングでは、第1目標として「6.4mの地球断面図」の制作費80万円の支援をお願いすることにしました。さらに、第2目標として140万円を設定いたします。ご支援いただいた資金は、46億年におよぶ地球の歴史を4.6mのパネルとして表現した「4.6mの地球史年表」の制作費、設備費、鉱物の比重や地球の構造を体感するキットの開発費に当てたいと考えています。

私は国内外の多くの博物館を訪れてきましたが、このような巨大パネルを目にしたことはありません。私自身もぜひ見てみたいパネルです。この展示を皆さんと一緒に楽しめる日を早く迎えるため、展示室設置に向け全力を傾注しますので、ご支援をどうかよろしくお願いいたします。

挑戦者の自己紹介

山本順司

北海道大学総合博物館にて地学を専門とする准教授として務めています。地球形成時に存在したはずの隕石成分が地球深部に残っているのではないかとその名残を探し続け、国内外の研究機関を渡り歩いてきました。しかし、東日本大震災を機に地球内部の潜在的な影響力を社会に伝える必要性を強く感じ、2012年から現職に移りました。言葉では伝えにくい地球のスケール感を理解していただくため、体感型の展示活動や教材開発を進めています。

研究計画

時期 計画
2017年2月 クラウドファンディングに挑戦
2017年3月〜4月 展示パネルのデザイン作成、標本選定
2017年5月 展示図録の作成・展示解説の文案作成
2017年6月 展示パネルの設置作業
2017年8月4日 展示オープン

リターンの説明

リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
1,100 円 (税込)
注目のリターン : お礼の報告メール(画像付き!)

展示室オープン初日のレポートをお届けします。また、あわせて展示予定の「6.4mの地球断面図」の画像もお送りいたします!

リターン内容

お礼の報告メール

5人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

3,300 円 (税込)
注目のリターン : 北大博物館オリジナル栞(非売品)

北大博物館のオリジナル栞をお送りします。現在は非売品となっているため、ここでしか手に入りません!

リターン内容

北大博物館オリジナル栞(非売品) / お礼の報告メール

23人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

5,500 円 (税込)
注目のリターン : 地球断面図Tシャツ

展示予定の「6.4mの地球断面図」をモチーフとしたオリジナルTシャツをお送りいたします。S、 M、 L、 LLよりサイズをお選びください。(※画像はイメージです)

リターン内容

地球断面図Tシャツ / お礼の報告メール

48人のサポーターが支援しています (限定 50 個)

11,000 円 (税込)
注目のリターン : 公開前特別入館券とサイエンスカフェの参加券

公開前の展示室に特別にご招待いたします。博物館の解説ツアーも企画いたしますので、ぜひお越しください。また、都内ではサイエンスカフェを開催する予定です。ご都合によりどちらも参加できない方々には、サイエンスカフェの講演資料をメールでお送りいたします。

リターン内容

特別券とサイエンスカフェの参加券 / 北大博物館オリジナル栞(非売品) / お礼の報告メール

28人のサポーターが支援しています (限定 30 個)

33,000 円 (税込)
注目のリターン : お名前を記したプレートを展示室に設置

お名前を記載したプレートを展示室に設置いたします。また、北大博物館エントランスとホームページの芳名録にもお名前を掲載いたします。

リターン内容

お名前を記したプレートを展示室に設置 / 特別券とサイエンスカフェの参加券 / 北大博物館オリジナル栞(非売品) / 地球断面図Tシャツ / お礼の報告メール

14人のサポーターが支援しています (限定 15 個)

110,000 円 (税込)
注目のリターン : 「ご協賛の木」にお名前掲載

支援していただいた方の氏名を、北大博物館玄関の「ご協賛の木」に掲載いたします。また、北大博物館エントランスとホームページの芳名録にもお名前を掲載いたします。

リターン内容

「ご協賛の木」にお名前掲載 / お名前を記したプレートを展示室に設置 / 特別券とサイエンスカフェの参加券 / 北大博物館オリジナル栞(非売品) / 地球断面図Tシャツ / お礼の報告メール

3人のサポーターが支援しています (限定 5 個)

330,000 円 (税込)
注目のリターン : 「ご協賛の木」真ちゅう製プレート(小)にお名前掲載

支援していただいた方の氏名を、北大博物館玄関の「ご協賛の木」真ちゅう製プレート(小)に掲載いたします。また、北大博物館エントランスとホームページの芳名録にもお名前を掲載いたします。

リターン内容

「ご協賛の木」プレート(小)にお名前掲載 / お名前を記したプレートを展示室に設置 / 特別券とサイエンスカフェの参加券 / 地球断面図Tシャツ / 北大博物館オリジナル栞(非売品) / お礼の報告メール

0人のサポーターが支援しています (限定 3 個)

550,000 円 (税込)
注目のリターン : 「ご協賛の木」真ちゅう製プレート(中)にお名前掲載

支援していただいた方の氏名を、北大博物館玄関の「ご協賛の木」真ちゅう製プレート(中)に掲載いたします。また、北大博物館エントランスとホームページの芳名録にもお名前を掲載いたします。 なお、100万円以上ご支援いただいた方は、さらに大きなプレートにお名前を記載させていただきます。ご希望の方は info[at]academist.jp までご連絡ください。

リターン内容

「ご協賛の木」プレート(中)にお名前掲載 / お名前を記したプレートを展示室に設置 / 特別券とサイエンスカフェの参加券 / 地球断面図Tシャツ / 北大博物館オリジナル栞(非売品) / お礼の報告メール

0人のサポーターが支援しています (限定 3 個)

このプロジェクトは、 2017年02月20日(月) 01時00分 から 2017年04月21日(金) 10時00分 までの間に目標金額800,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。
お支払について
お支払にはクレジットカード(VISA, Mastercard)、銀行振込、コンビニ決済、Pay-easy、PayPalをご利用頂けます。
追加支援について
リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
セキュリティについて

当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。

1,100 円(税込)

お礼の報告メール(画像付き!)

5 人 が支援しています。
(数量制限なし)

3,300 円(税込)

北大博物館オリジナル栞(非売品)

23 人 が支援しています。
(数量制限なし)

5,500 円(税込)

地球断面図Tシャツ

48 人 が支援しています。
(限定 50 個)

11,000 円(税込)

公開前特別入館券とサイエンスカフェの参加券

28 人 が支援しています。
(限定 30 個)

33,000 円(税込)

お名前を記したプレートを展示室に設置

14 人 が支援しています。
(限定 15 個)

110,000 円(税込)

「ご協賛の木」にお名前掲載

3 人 が支援しています。
(限定 5 個)

330,000 円(税込)

「ご協賛の木」真ちゅう製プレート(小)にお名前掲載

0 人 が支援しています。
(限定 3 個)

550,000 円(税込)

「ご協賛の木」真ちゅう製プレート(中)にお名前掲載

0 人 が支援しています。
(限定 3 個)

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